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6月6日は「補聴器の日」です

ご存じでしたか?今日6月6日は「補聴器の日」です。補聴器という言葉をもっと一般の人々に知ってもらい、馴染んでもらうために制定されました

3月3日の「耳の日」は、ニュースなどで取り上げられる機会も増えて、かなり社会に定着していますが、6月6日が「補聴器の日」であることをご存じだったでしょうか。

「補聴器」そのものは、すでに多くの人に認知された存在になって来ました。ただし、海外では50%を超える国があるのに比べて、日本での補聴器の普及率は15%(JapanTrak2022)とまだまだ低いのが実情です。

その理由としては、一般の人々には「補聴器」という言葉自体に馴染みがないことに加え、“お年寄りが付けるもの”というようなネガティブなイメージを持たれていることが上げられます。
そうした状況を踏まえて平成11年に制定されたのが「補聴器の日」です。

補聴器の日の制定について、日本補聴器販売店協会では次のように発表しています。

コミュニケーションを図るうえで,聞こえはとても重要な役割を果たしますが、程度の差こそあれ聞こえの変化は誰にでも訪れるものです。補聴器はそうした意味において一部の人のための特別なものではなく、これからは生活必需品の一つとなっていくでしょう。
補聴器へのネガティブなイメージを払拭し、正しいご理解のもとに一人でも多くの方々にご使用いただくためにはどうしたらよいか。全国補聴器販売店協会(現:日本補聴器販売店協会)と全国補聴器メーカー協議会(現:日本補聴器工業会)は合同で話し合いをした結果、「補聴器の日」を制定して,「補聴器」という言葉をもっと一般の人々に知ってもらい、馴染んでもらうことからはじめようと、機関誌や広報誌等で「補聴器の日」の公募を行いました。選考においては、6月は補聴器の大敵である高温・多湿の季節の始まりであり、すでにご使用中のお客様の補聴器を末永くご愛用していただくためにメンテナンスをお願いする大切な時期であること、また6月6日の数字は片方を裏返すと「6と∂」ちょうど両耳の穴のようなかたちになること、ゾロ目で大変覚えやすいとして、平成11年に「6月6日は補聴器の日」と制定いたしました。

・この日を中心にして補聴器が人々の生活の中で身近なものとなるよう努力します。
・補聴器を通して、多くの人々が抱えている「聞こえ」についての悩みが改善されていくことを目指します。
・新しいバリアフリー社会の創造に貢献します。

補聴器の日 マスコットキャラクター 「ロロくん」

■補聴器についてもっと知りたい方はこちら

執筆者プロフィール:早稲田大学 教育学部卒 大手広告代理店時代より30年間補聴器業界の広告・記事制作に従事 現在はワイデックスにてブランドマネジメント全般を統括

 

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