ビジネスと補聴器

ビジネスと補聴器

「補聴器はお年寄りのためのもの」と決めつけていませんか?聞き逃しや聞き間違いが許されないビジネスの世界でこそ真価を発揮するのが補聴器です。最近では、ビジネスシーンで補聴器を積極的に活用する人も増えてきています。

ビジネスを円滑に進める

仕事を進めて行く上で、相手とのコミュニケーションは必要不可欠です。会議や打合せ、商談など重要なビジネスシーンでは、聞き間違いや聞き逃しは許されません。また、たびたび聞き返していては、円滑なコミュニケーションは難しくなってしまいます。
補聴器の大きな特長は、言葉を聴き取りやすくしてくれることです。特に高い基本性能を備え、多彩な機能を備えた上位クラスの補聴器は、静かな場所はもちろん、騒がしい場所や大人数がいる場所でも言葉をよりはっきりと聴き取ることができます。大切な会議や重要な商談など、相手の話を聞き逃すことができないシーンででは補聴器が大きな効果を発揮してくれます。

気付かれにくい補聴器も

「補聴器をつけていることをできれば周囲に知られたくない」という人もいるかもしれません。補聴器といえば肌色で大きくて目立つというイメージをいただいている人もいるようですが、最近では、耳あなにすっぽり隠れて目立たない超小型の耳あな型補聴器や、ヘアスタイルによってはつけていることがほとんどわからないRICタイプの補聴器なども登場しています。補聴器をつけていることを相手に気づかれずに使用できるので、営業の方や、お客様を相手にする職種の人にはぴったりです。

必要な時だけ使用する

最近の傾向として、会議や商談のときなど、必要なシーンでだけ補聴器を使うという人も増えてきています。補聴器だからといって、身構えずに、気軽に自分のスタイルで補聴器を活用するという考え方もいいかもしれません。補聴器との付き合い方に決まったルールはありません。「私は、まだそれほど難聴がすすんでいないから・・・」という人でも、仕事のときに少しでも聞きづらいと思うことがあれば、大げさに考えずに、必要に応じて補聴器を試してみるといいでしょう。

補聴器をつけることのメリット

JapanTrak 2018にも、仕事と補聴器についての興味深いデータがあります。仕事を持っている補聴器所有者のうち、補聴器が仕事に大変役立っていると回答した人が39%、少しは役に立っていると回答した人が54%、実に93%の人が程度の差こそあれ、補聴器は仕事に役立っていると実感していることになります。
また、補聴器を使用している人の約4割が、難聴の対策をしないと仕事上の出世に障害となると考えている一方で、補聴器を使用していない人のうち、難聴が出世の妨げになると考えている人は約15%でした。同じように、報酬についてのアンケートでも、補聴器使用者の3割が、難聴の対策を取っていないと報酬が低くなると考えているのに比べて、同じように考えている補聴器未使用者は13%と意識に大きな開きがありました。このように、難聴を自覚し対策を取っている人は、難聴を放置しておくことが仕事や収入に悪影響を与えると実感していることがわかります。
更に、疲労に関しても補聴器使用者は未使用者に比べ疲れにくい傾向もあるようです。

補聴器所有と出世への影響

私は難聴の対策をとっていない人達が仕事上で出世しない傾向あると思う

 

 

補聴器所有と収入への影響

私は難聴の対策をとっていない人達の報酬が低い傾向にあると思う

 

補聴器所有と疲労への影響

私は夕方になるとしばしば肉体的な疲労を感じる

 

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