JapanTrak2022が発表されました。

難聴や補聴器に関する大規模調査JapanTrak2022(ジャパントラック2022)の結果が発表になりました。難聴や補聴器についての日本の現状や、ユーザーの意識がわかる興味深い内容となっています。

JapanTrakは、一般社団法人日本補聴器工業会と公益財団法人テクノエイド協会が、EHIMA(欧州補聴器工業会)の協力を得て、2012年より日本における難聴者率や補聴器装用率等の実態に関する調査を継続的(2012年、2015年、2018年)に実施してきたもので、2022年に実施した第4回目の調査結果が1月26日に発表になりました。

世界でも類を見ない超高齢社会を迎えている日本において、「高齢者と難聴」の問題は、「認知症・うつ病と難聴」の問題とも相まってさまざまな分野で取り上げられていますが、今回の調査では、「難聴者率」については、日本と欧米諸国とで大差は無いものの、「難聴者の補聴器所有率」ではその差は益々増大している結果となっています。一方で「補聴器の満足度」は前回調査より向上する結果となっています。

JapanTrak2022について 一般社団法人 日本補聴器工業会ホームページ

執筆者プロフィール:早稲田大学 教育学部卒 大手広告代理店時代より30年間補聴器業界の広告・記事制作に従事 現在はワイデックスにてブランドマネジメント全般を統括
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