A:補聴器をつけて携帯電話や電話を使う場合、受話器を耳にぴったりとつけると、ハウリングと呼ばれる「ピーピー音」が鳴ることがあります。
耳かけ型の補聴器の場合、受話器を耳の上にずらし、補聴器のマイク(補聴器の上部のあな)と受話器の中心が同じ高さになるようにしてください。
耳あな型の補聴器の場合は、受話器で補聴器を覆い被さないよう注意し、受話器を持つ手の甲を自分の身体の前方に少しひねり、受話器と補聴器の間に少し隙間ができるようにして耳にあててください。いろいろな持ち方を試しながら、話しやすく、ハウリングがしにくい持ち方を見つけるようにしましょう。
最近では、補聴器のマイクを介さずにスマートフォンの通話音声を直接ワイヤレスで補聴器に飛ばすことのできるモデルもあり、相手の話し声だけをクリアに聞くことができます。