A:補聴器は、メガネと同じで毎日身につけるものですから、日頃から少し気を配るだけでも、よい状態で長く使用することができます。まず、補聴器は水分を嫌う精密電子機器なので、装用しないときには必ず乾燥ケースに保管しましょう。雨などで濡れてしまった場合には、乾いた布やティッシュで軽く本体を拭い、水分が残らないようにしましょう。乾燥ケースに補聴器を入れる際には、余計な放電を防ぐためにも必ず電池を取り出すようにします。補聴器の耳の中に入る部分は、どうしても耳垢や汚れがつきやすくなるので、取り扱い説明書に書かれたお手入れの方法を参考に、つねに清潔な状態を保つことを心がけましょう。
また、定期的に販売店で点検とクリーニングを受けるといいでしょう。日頃のお手入れはとても重要ですが、それに加えて、プロの手でメンテナンスを受けることが補聴器をベストコンディションで長持ちさせつコツです。