補聴器を装用するまで
最近聞き間違いが多い、声は聞こえていても何を言っているのかわからない、テレビの音が大きいと言われる・・・。自分では気付いていない、大したことないと思っていても、家族や周囲の人から指摘されることはありませんか。聴力低下は、年齢を重ねることで誰にでも起こる現象だといわれていますが、徐々に進行していくことが多いためなかなか自分では気が付きにくいものです。
さらに、JapanTrak2018によると、難聴に気付いてから補聴器を購入するまでに平均4~6年が経過しているというデータがあります。聴力の低下は自覚しにくい上に、たとえ自覚したとしても、「補聴器、自分には関係ないよ」「興味はあるけれど、まだ早いかな」というように、補聴器による問題解決を先送りにしていることがうかがえます。