ヘッドフォン難聴の現状
WHO(世界保健機構)の発表では、音楽プレイヤーやスマートフォンを大音量で使用したり、クラブやライブイベントなどで大音量にさらされることにより、世界で11億人もの若者(12~35歳)が難聴のリスクを背負っていると警鐘を鳴らしています。
現在、全世界で4 億 6600 万人の人々が日常生活に支障をきたすほどの聴覚障碍を抱えており、そのうち 3400 万人が子どもです。また年間約8500億ドル(日本円で約80兆円)もの経済損失が生じているとのことです。さらに世界で11億人もの若者(12~35歳)が難聴のリスクにならされており、2050年には9億人もの方々が聴覚障碍になる可能性があると発表されました。若者の難聴の60%は予防可能と発表されています。他人事とは思わず、自身や家族の問題として真剣にとらえるべき社会問題と考えます。