冬になると補聴器の空気電池の寿命が短くなりがちです。

冬場になるとさまざまな要因から電池寿命が短くなったり電池の性能が低下したりしますが、これは電池の不良や補聴器の故障ではありません。

12月も半ばに近づき、寒さが厳しくなってきました。補聴器をお使いのみなさまの中にも「最近、電池のもちが悪くなったな」「電池の減りが早いな」とお感じの方も多いかもしれません。冬になるとワイデックスにも、お客様から「最近電池の寿命は短くなったのだけど、電池の不良や補聴器の故障では?」というお問い合わせが多くなります。
補聴器の空気電池は、低温や乾燥、暖房による二酸化炭素の濃度増などの影響を受けると電圧が低下してしまいます。そのため、冬場はどうしても寿命が短くなってしまったり、性能が不安定になってしまったりします。これは、電池の不具合や補聴器の故障が原因ではありません。
冬の間は、手で少し暖めてから使う、1~2分待ってから補聴器に入れる、暖房をしているお部屋では換気を行う、お出かけの際は予備の電池を持っていくなど、普段とは少し違ったご注意をお願いします。


執筆者プロフィール:早稲田大学 教育学部卒 大手広告代理店時代より30年間補聴器業界の広告・記事制作に従事 現在はワイデックスにてブランドマネジメント全般を統括

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